もめぐ

楽しかったのは覚えてるんだけど、何が楽しかったか覚えてない。

知る前と後

 

滝川クリステルが出てる番組名みたい。

 

当たり前をコツコツやれることの大切さを

最近ヒシヒシ感じる。

 

当たり前のことって、

それに気づいてしまったときから

当たり前にできなくなるんだよなぁ。

 

三食たべるとか、

夜寝て朝起きるとか、

毎日お風呂に入るとか歯磨きするとか。

人を思いやるとか、挨拶するとか、

親が子に教える基礎的なことです。

 

大人になる、とも近い意味かもしれないが

子供の頃何の疑問も持たずに習慣化していたことが

それをやっている自分に気づくことで

別にやらなくてもよいことだと知ってしまう。

 

いや、やらなくてよいことはないのだけど、

それで死ぬわけじゃないとか、

他にやりたいことがあるとか。

そうやって

子供の頃当たり前にできていたことが

どんどんと手を離れてできなくなる。

 

歳をとるとデリカシーのない

おじさんおばさんが増えるのもそうだろう。

当たり前にできてた周囲への気遣いは

なくてもよい、

なくても自分は死なないと思えるからだ。

なかなか当たり前のことを完璧にできる大人も

いないよなぁ。

 

そしてビジネスの世界でも、

当たり前のことができずに倒産する企業が

たくさんあることを教えてもらったし

目の当たりにした。

自分の会社がどれだけの借金があるか、

わからない、のだ。

一緒に働く仲間を気遣えない、のだ。

 

みんなが当たり前と思っていること、

できて当然と思われる常識こそ、

コツコツ積み上げてやっていかねば。

 

自分の才能や意欲を思う存分ぶちかます、

それは良いこと。そこと

当たり前をきちんと積み上げることを

両立できたら、なかなかいい人材になるのでは。

 

 

なにかを理解してしまうと、

それを知らなかった前には戻れない。

 

でも、

新たな知見が増えたその目で、その思考で、

知らなかったときと同じ振舞いをすること。

行動はガンガンしたらいいけど、

1つ1つの振舞いは丁寧に。

実はかなり勇気と気力のいることなんだけど、

だからこそ挑戦するべきかも。